【退院前の介護の準備】まずやること3つ

2017年12月08日

<1.ケアマネジャーを決める>

まずはケアマネジャー(ケアマネ)を決めましょう。
ケアマネジャーとは、その方に合った介護計画書(ケアプラン)を作成し、サービスを利用するための様々な手続きを行ってくれる専門家です。

ケアマネジャーも様々な考え方や、本人と合うあわないがありますので何人か相談してみるといいかもしれません。
地域包括センターなどの行政機関に行けば、ご自身が住まわれている近くの、ケアマネジャーがいる「居宅介護支援事業所」を紹介してくれます。

<2.自宅で暮らせるかどうかを確認する>

皆さん出来ることなら、住み慣れたご自宅で暮らし続けたいと思うでしょう。
そんな時にはケアマネジャーに自宅で自立した暮らしが継続可能か確認してもらい、
そのために必要となる手すりや杖、車いすなどの福祉用具の手配をお願いしましょう。

<3.収支を確認する>

「一人が寂しい」「一人でいるのが不安」など不安や孤独を口にされる人もいます。
ご本人やご家族の収支を確認し、ケアマネジャーから提案された介護計画書(ケアプラン)の自己負担額と照らし合わせて、無理のない収支を計画しましょう。

「通所介護(デイサービス)」や「訪問介護(ホームヘルプサービス)」や「宿泊サービス」などの様々な介護サービスを組み合わせる場合、小規模多機能型居宅介護がおすすめです。

小規模多機能型居宅介護は、これらのサービスを1つの施設がまとめて、しかも定額/月で行ってくれます。 食事代や雑費などもある程度余裕を見たうえでシミュレーションしてみましょう。