「認知症に強い施設」を見分ける3つのポイント

2017年12月07日

厚生労働省の発表では、2025年には「5人に1人が認知症」の時代が来るといわれています。これは他人事では済まされません。

いざ、自分や自分の親が認知症になった場合、介護サービスを利用するときのための知識として必ず身に付けておきましょう。

「認知症に強い施設」を見分ける3つのポイント 目次

<丁寧な対応>

「相手の気持ちになれているか」スタッフのご利用者への接し方を確認しましょう。
スタッフが命令口調など、頭ごなしに接していないかを見ます。専門の研修などを受けているスタッフであれば、ご利用者の立場に立って、しっかり話を聞いているはずです。

<施設の臭い>

清掃が行き届いているかも重要です。排泄物や食べかすなど、施設の汚れが目立つところは、人員や教育が行き届いていないなどの何かしらの問題を抱えています。対応などはその場で良くすることができますが、汚れは日々の積み重ねが表面化しやすいところです。

<個別対応がしっかりしているか>

オムツ交換を定期的に巡回するだけで対応していたり、スタッフが機械的に動いていないかをチェックしましょう。そこが個別への対応ができているかのポイントです。認知症の方は様々な症状を抱えていますので、その方に寄り添ったサポートが必要です。